サイフォン
​サイフォン
Siphon / Syphon

​コーヒーサイフォンと日本

​ランプに火を灯し、フラスコの中でお湯を沸かしてロート(漏斗)を挿し込む。

まるで理科の実験のようなサイフォン抽出には、誰もがつい見入ってしまう魅力があります

​日本では、1960年代以降、喫茶店ブームの到来によって広く知られる存在となり、

一時は家庭でも使用されるほど普及が進みました。しかし、やがてブームにも終焉が訪れ、

喫茶店の減少とともに、サイフォンでコーヒーを抽出する光景も珍しいものになっていきました

海外うまれのコーヒーサイフォン

コーヒーサイフォンの起源は、1830年頃のドイツ、1840年頃のイギリスなど、諸説ありますが、

実はよくわかっていません。​1914年にはアメリカで特許が取得され、日本でも国産のコーヒーサイフォンが

開発・販売されるようになったのは、1925年(大正14年)頃、誕生から約100年ほど後のことでした。

​そして、戦後の混乱期を経て、日本独自のコーヒー文化へと発展を遂げていくことになります。

高度な技術をもった “ サイフォニスト " の誕生

近年では珍しくなったコーヒーサイフォンですが、日本の経済成長とともに磨かれてきた抽出技術や精神は、

しっかりと受け継がれ、育まれてきました。しかし、エスプレッソやハンドドリップなど、他の抽出方法と比べて、

そのプロフェッショナルな人口は極めて少ないというのが、国内外の現状です。

そんな中、2003年には、コーヒーサイフォンの国内競技会(現在の「ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ(JSC)」の前身)が開催されるようになり、2009年からは日本主催の世界大会「ワールド サイフォニスト  チャンピオンシップ(WSC)」も開催されるようになりました。

競技会活動によって、高度な技術と知識を兼ね備えたスペシャリストの育成がすすみ、今ではアジアを中心に、

コーヒーサイフォンと日本のサイフォニストが注目されるようになってきました。

​サイフォンの特徴

サイフォンの抽出特性は、高温・短時間抽出です。

高温抽出によって香りは華やかで明確に、短時間抽出によって後味はすっきりと。何より香りの長い余韻が特徴です。

​サイフォンならではの、香りの世界をお愉しみください。

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サイフォニスト の技術と可能性

プロフェッショナルな視点でいえば、サイフォンに求められる技術は(1)撹拌と(2)温度のコントロールです。

​(1)撹拌コントロール

​サイフォニスト の撹拌技術によって、風味の仕上がりは大きく異なります。最も技術が問われるところであり、

お客様ひとりひとりに合わせて、細かく調整して提供することができるのも、大きな魅力のひとつです。

(2)温度コントロール

​一般的に、高温抽出と言われているサイフォンも、技術次第では40度からの低温抽出が可能です。低温抽出を駆使すれば、ただサイフォンで抽出するという差別化ではなく、プロフェッショナルな技術によって、緑茶や紅茶、出汁などの抽出も可能です。

コーヒーの抽出器具として発展してきたサイフォンですが、調理器具としての可能性も秘めていると考えており、彩本堂では、各分野の専門家とともに、サイフォン抽出の可能性を研究しています。

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​サイフォン・コンサルティング事業

● 世界に誇る日本のサイフォニスト を育成!

世界に誇る日本のサイフォン抽出技術を広く普及させ、技術革新とレベルアップを目的とした、サイフォン・コンサルティングを行います。クライアント様の課題や目的とご予算に合わせてご提案いたします。

[ 事 例 ]

・サイフォン店開業、サイフォン導入サポート

・レシピ設定、メニュー開発サポート

サイフォニスト 基礎技術トレーニングサポート

プロフェッショナルサイフォニスト 育成サポート

サイフォニスト トレーナー育成サポート etc.

お気軽に、お問い合わせください。